結糸術の使用

【双魂】となった【生者】と【死者】は、【絆糸】の繋がりによって、【結糸術】という特殊な力や技を使用することができるようになります。このページでは、【絆糸】による【生者】と【死者】の繋がりを表わす【魂点表】についてと、【結糸術】の使用に関するルールを解説していきます。

魂点表

【魂点表】とは、【生者】と【死者】の繋がりの状態や【此岸】と【彼岸】との距離を示す表です。キズナイトでは、【魂点表】を使用して、【此岸】と【彼岸】から見た【魂】の位置関係を表現します。
ここからは、【魂点表】の見方や使い方について説明していきます。

魂点表の見方

【魂点表】は、縦17×横1の17マスによって構成されます。それぞれ、0から14までの数字が書かれたマスと、0の下にある【此岸】のマス、そして14の上にある【彼岸】のマスが存在します。これらのマスは、下に行けば行くほど【此岸】に近いことを示し、上に行けば行くほど【彼岸】に近いことを示します。

キズナイトのセッションでは、これらのマスに、【生者】と【死者】のそれぞれのキャラクターを表すコマを配置することで、そのキャラクターの【魂】が現在どのような状態にあるかを表現します。なお、ひとつのマスには、複数のキャラクターのコマが置かれることがあります。

ただし、【生者】のPCは【死者】のPCのいるマスより上のマスに入ることはできず、【死者】のPCは【生者】のPCのいるマスより下のマスに入ることはできません。
もしそのような移動が起こる際には、その移動は中止され、無かったことになります。

絆糸の切離

【絆糸の切離】とは、【双魂】の【魂】が引き離されてしまい、【絆糸】が千切れてしまうことです。もし【絆糸】が切れてしまえば、その【双魂】は無力となり、対峙する敵に支配されてしまうことになるでしょう。

キズナイトでは、戦闘中に【絆糸の切離】が起こった状態のことを、【切離状態】と呼びます。【生者】のキャラクターは、【此岸】のマスに入った場合、【切離状態】となります。【死者】のキャラクターは、【彼岸】のマスに入った場合、【切離状態】となります。

戦闘中、【生者】か【死者】のどちらかのキャラクターが【切離状態】となったとき、その戦闘はPCたちの敗北となります。

ただし、PCたちは、シナリオ中に【切離状態】になってしまったとき、一度だけ【切離状態】を無かったことにできる【結魂(ケッコン)】を使用することができます。
【結魂】の詳細については、こちらをご覧ください。

特異点

【魂点表】の0~14のマスは、【結糸術】や【縛鎖術】の効果などにより、特殊な効果を持ったマスに変化することがあります。そうした特殊な効果を持ったマスのことを【特異点】と呼びます。【特異点】は、セッション開始時や戦闘開始時に、シナリオによって設定されることもあります。

【特異点】は、そのマスにPCが入ることで、その種類ごとにそれぞれ設定された効果が発動します。効果には、そのマスに入ったときに発動する効果やそのマスにいるだけで発動が持続するものなどさまざまなものがあります。
【特異点】は基本的に消去されない限り、効果を発揮します。ただし、【特異点】の中には、一度効果を発揮すると消去されるマスや、条件を満たすことで消去されるマスもあります。
特異点の一覧については、 こちらをご覧ください。

また、【特異点】は、ひとつのマスにつきひとつまでしか変化しません。既に【特異点】となっているマスが、別の【特異点】に変化するとき、元の【特異点】は消去され、新たな【特異点】に上書きされます。たとえば、4のマスが【特異点:●●】のとき、【結糸術】の効果によって、そのマスを【特異点:▲▲】に変化させると、その4のマスは、【特異点:●●】の効果が消去され、【特異点:▲▲】の効果を持ったマスとなります。

セッション開始時の準備

GMは、セッション開始時に【魂点表】を用意し、【生者】のPCを表すコマを3のマスに、【死者】のPCを表すコマを11のマスに配置します。これをPCの初期配置と呼びます。

結糸判定

結糸判定は、PCが結糸術を使用する際、その結糸術を発動することができたかどうかをダイスの出目に応じて処理する行為です。結糸判定が成功となれば、PCたちは結糸術を使用することができ、失敗となれば、使用に失敗したことになります。このページでは、結糸判定の方法について解説していきます。

共鳴距離

PCたちが使用する【結糸術】には、【共鳴距離】というコストが設定されています。【共鳴距離】とは、【結糸術】を使用する際に、PCたちのマスの距離がその数字以下でなければならないことを表しています。たとえば、[共鳴距離4]と書かれた【結糸術】を使用するためには、【生者】と【死者】のマスの距離が4マス以下でなければなりません。そのため、【生者】が5のマスにいるとき、【死者】が9のマスにいる場合は使用できますが、【死者】が10のマスにいる場合は使用できません。

結糸判定の流れ

結糸判定は、以下の手順で行ないます。
次の①~⑤の手順に従って、処理してください。

①使用する結糸術の宣言

PLは、PCが使用できる【結糸術】から1つ選び、それを使用することを宣言します。ただし、このとき宣言するアビリティは、その共鳴距離がPCたちのマスの距離以下である必要があります。

②ダイスを振る

結糸判定を行なうプレイヤーは、ダイスを2D6振ります。
このときのダイスの出目を足し算し、その合計を達成値とします。

③成功の確認

達成値と同じ数字のマスが、生者のいるマスから死者のいるマスの間に存在する場合、【結糸術】は成功となります。これは、PCたちが配置されているマスを含みます。たとえば、生者が4のマスにいて、死者が10のマスにいる場合、達成値が4以上10以下であれば、結糸判定が成功となります。

結糸判定が成功した場合、⑤効果の処理を行ないます。
成功しなかった場合、④魂の移動を行なうことができます。

④魂の移動

結糸判定が成功しなかった場合、PCは【魂の移動】を行なうことができます。
【魂の移動】とは、【結糸術】が成功するマスまで、PCのコマの位置を移動させることを表します。これは、結糸判定を行なわなかったPLも行なうことができます。たとえば、【生者】が3のマスにいて、【死者】が8のマスにいるとき、達成値が9であれば、【死者】のPCのPLは、【死者】のPCのコマを9に動かすことができます。

【魂の移動】を行なった場合、結糸判定は成功となり、⑤効果の処理を行ないます。
【魂の移動】は行なわないこともできます。その場合、結糸判定は失敗となり、⑤効果の処理は行ないません。

⑤効果の処理

①で宣言した【結糸術】の効果を発動し、処理します。