「あの世」と「この世」、「生者」と「死者」。それらははっきりと分かたれて、決して交わらないもの。そのはずだった。
けれど、あの時……
「……えっと……君、ゆう、れいってやつ……?」
「…………他に、何に見える。生者」
俺達は「縁」を持った。「魂」と「魂」が、結ばれた。
「君達は、【双魂(そうこん)】になったの。交わらないはずの魂たちが結ばれた……常識を超えた存在に」
「あなた達の魂を繋ぐのは、【絆糸(きずないと)】……それは、あなた達の『縁』そのものなの」
俺達の出会いは、俺達の世界を一変させた。
「私は幸せ者です。死んでしまった後でも、ご主人を守れるのですから」
見えなかったものが見えるようになった。触れることのなかったものに触れた。
「おふたり、仲良いんですね。……でも、私たちも負けませんよ」
久しぶりに見る「この世」は、何もかもが眩しかった。そこには、確かに「命」があった。
そうしていく内、俺達は互いを知っていった。
だが、知らない世界で出会うのは、良いものばかりとは限らない。
「これぞ、人を支配する『鎖』の力……!か弱き魂に、抗う術はない!!」
「ここに来るってことは、あなた達も支配されたいってことね?」
「このまま死んでいられねえ……!どいつもこいつも、利用してやる……!!」
「死者など全てこの世の害虫……!【双魂】など、許されない……!!!」
「魂」から「鎖」を伸ばして人々を操る……「悪霊」や「霊能力者」が、俺達に向かって魔の手を伸ばす。
悪しき「鎖」に打ち勝てるのは、二人を繋ぐ「魂」の「糸」のみ。
「簡単に僕等を縛れると思うな!その『鎖』、まとめて断ち切ってやる!」
「やるぞ!俺達は二人でひとりだ、二人揃えば、負けるはずない!」
「「人霊共鳴!」」
人霊共鳴RPG キズナイト
絆の糸で、鎖を断ち切れ!